一眼レフ☆写真に素敵なタイトルをつける方法(1) | カメラ開発者の一眼レフ写真教室 ~風景写真から最新機種まで~

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フォトアドバイスの佐藤です。

写真にタイトルをつけたことはありますか?

写真展に応募する際には、たいてい
タイトルをつけて申し込みます。

このタイトルをどのように考えていますでしょうか?


ます、タイトルをつける目的を考えてみます。


私はタイトルの目的として、
「撮影者のメッセージを伝えるお手伝い」と
認識しています。

撮影した人がその写真に持っているイメージや
メッセージが明確になったり、世界観がパッと
広がるような瞬間を味わえたりするのが
「タイトル」の魅力だと思います。

「何を撮りたかったかがわかる写真は良い写真」と
お伝えしてきました。

写真を見ただけで、観た人にメッセージを100%
伝えられればよいのですが、
タイトルという力強いサポートを使いこなすことで、
より深い意味を伝えることができます。

たとえば、こちらの素敵な水田の写真

タイトル「水田」
http://ganref.jp/m/shibachan/portfolios/photo_detail/fa8bc121686ddff7cf97484b13a7f36f

この写真に別のタイトル、「帰り道」とつけるだけで、
田舎の中学生や高校生が自転車をこぎながら
家路を急ぐ様子が目に浮かびます。

また、今度は「カエル達のステージ」とつけると、
ゲコゲコと騒々しいカエルの大合唱が
聞こえてくるように思えます。

このように、写真だけでは伝えられない
撮影者の感情、音、気温、雰囲気などを
観た人に的確に伝えられるわけです。


次回はタイトルをつける方法をお伝えします。